エアコンのフィルターにほこりがたまると、冷暖房の効きが落ちるだけでなく、電気代が余分にかかる原因にもなります。まずは自分でできるお手入れの範囲を確認しましょう。
エアフィルターは2週間に1回が目安
約2週間に1回は掃除を見直す目安です。ただし機種や使用環境で手順・頻度は異なります。まず本体型番を確認して取扱説明書を開き、指定された面から掃除機でほこりを吸い取ってください。水洗いできる場合だけ説明書の方法で洗い、指定された乾燥方法に従って完全に乾かしてから戻します。
| メーカーの案内 | 頻度の目安 | 適用前の確認 |
|---|---|---|
| ダイキンの一般的な節電案内 | 2週間に1回 | 自動お掃除機能の有無と機種の説明書 |
| パナソニックのお手入れ案内 | 約2週間に1回 | 機種ごとの詳しい手順は説明書 |
この頻度はフィルターの掃除の目安で、交換時期ではありません。自動お掃除機能のある機種や、汚れが付きやすい環境では、説明書と実際の状態に合わせて判断してください。
毎日長時間運転する、ペットの毛やほこりが多いなど、汚れが早く付く環境では目安より早めに確認します。逆に「2週間が過ぎたからフィルターを買い替える」と判断する必要はありません。まず汚れと破れ、風量を確認しましょう。
自動お掃除機能付きの機種でも、ダストボックスにたまったほこりを自分で捨てる必要がある場合があります。「フィルターおそうじ運転」があっても、完全に手入れ不要になるわけではありません。
自分でできるお手入れの範囲
- 運転を停止し、電源プラグを抜いた状態でのフィルター清掃
- 前面パネルや本体表面を乾いた布・柔らかい布で拭く
- ダストボックス方式の機種で、たまったほこりを捨てる
- 室外機の吸込口・吹出口をふさぐ落ち葉や物がないかの確認
三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-ZW2224 のように、フィルターカセットを取り外して掃除機がけできる機種もあれば、ダイキン AN286AES-W のようにパネルを開けて直接フィルターを外すタイプもあります。取り外し方は機種によって異なるため、取扱説明書で手順を確認してから作業してください。
専門業者に依頼すべきサイン
以下のような場合は、内部を自分で分解せず、専門業者への依頼を検討してください。
- 運転時に焦げたような臭いやカビ臭がする
- フィルター掃除をしても風量や効きが改善しない
- 内部のファンやアルミフィンの汚れが目視できる
- 水漏れが続く
内部洗浄は高圧洗浄機や専用の薬剤を使うため、誤った方法で行うと故障や感電のリスクがあります。水漏れの確認手順も参考にし、異常が続くときはメーカー窓口へ相談してください。
掃除しても改善しないとき、交換品を探す前に
フィルターの破れや変形があれば、本体型番と説明書の部品番号を照合します。適合が確認できない汎用品をサイズだけで選ばないでください。フィルターに問題がなく、冷暖房の効きやにおいが改善しない場合は、本体内部や別の原因も考えられます。交換部品を注文する前にメーカーの案内を確認しましょう。
当サイトのエアコン型番一覧から機種別ページを探せます。販売店へ進む場合も、型番と交換する部品名を照合してから選んでください。
メーカーによる自動お掃除機能の違い
パナソニック CS-X224D は「フィルターお掃除ロボット」が自動排出・BOXの2方式に対応しています。方式によってお手入れの手間が異なるため、購入前や引っ越し先の設定確認時に、どちらの方式か把握しておくと安心です。
フィルター以外に確認したい場所
エアフィルターの掃除と合わせて、室外機まわりの障害物の有無や、前面パネルの汚れも定期的にチェックしましょう。シーズンの変わり目に一度まとめて確認する習慣をつけると、効きの低下に気づきやすくなります。
お使いの機種のお手入れ箇所は、家電メンテナンスナビのトップページから型番を検索して確認できます。